在宅医療を実現するために Q&A
Q. もし、急に具合が悪くなった場合は入院できますか?
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A.
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入院できます。病状によっては、専門医療機関への紹介になりますが、まずはかかりつけ医にご相談ください。
- 緊急時の対応・連絡先など、事前にかかりつけ医や訪問看護師などと相談しておきましょう。
Q. 一人暮らしでも在宅医療が受けられますか?
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A.
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もちろん受けられます。かかりつけ医や訪問看護師、介護支援専門員、ホームヘルパーなど様々な職種がチームを組んでサポートします。
Q. 介護疲れで大変・・・。どこに相談すればいい?
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A.
- 介護施設への短期入所
- 病院等への一時入院
- デイサービス など一時的に利用できるサービスがあります。
かかりつけ医、担当介護支援専門員、市町村の地域包括支援センターにご相談ください。
Q. 夜間でも対応してくれますか?
- A.
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心配ありません。
電話による対応や必要に応じてかかりつけ医による診察や看護師による訪問看護の体制があります。- 緊急時の対応について事前にかかりつけ医と相談しておきましょう。
Q. 臨終の時に、先生はきてくれますか?もし間に合わなかった場合も大丈夫ですか?
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A.
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かかりつけ医が、臨終の場に間に合わなくても、その病気で亡くなったことが明らかであれば、呼吸が停止してから時間が経過していても、法律的な問題はありません。
もちろん、死亡診断書も発行できます。警察を呼ぶこともありません。- 事前にかかりつけ医や訪問看護師などと相談し、その場合に備えましょう。
Q. 薬はどこでもらえばいいの?
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A.
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在宅主治医の処方せんに基づき、薬剤師が処方します。
薬を取りにいけない場合は、薬剤師がご自宅に届けます。まずはかかりつけ医、薬剤師にご相談ください。
薬剤師は服薬状況や保管状況の確認、飲みあわせの管理などサポートしてくれます。
Q. 費用はどのくらいかかりますか?
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A.
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【例】あらかじめ計画して1ヶ月に2回、自宅で訪問検診を受けた場合。
訪問診察料 ×2回 + 在宅時医学総合管理料 =58,660円
訪問診察料(1回):8,330円、在宅時医学総合管理料(1回):42,000円
1割負担の場合 5,870円 3割負担の場合 17,600円
- 上記以外に、検査、処置、注射、お薬、交通費など費用がかかります。
- 緊急時の訪問診療は、時間帯でも異なります。
- 24時間体制の医療機関や、自宅や施設でも異なります。